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Books一般書・研究書

書籍紹介

はるか

イギリス文学・イギリス文化

『はるか群衆を離れて』についての10章 
小説の読み方・論じ方
著者 十九世紀英文学研究会 編 福岡忠雄 監修
渡千鶴子・菅田浩一・高橋路子 編著 風間末起子・北脇徳子・坂田薫子・杉村醇子・高橋和子・筒井香代子・橋本史帆 著
ハーディの五大主要作の一つと称される『はるか群衆を離れて』の「厚みと奥行き」に届くべく10編の論考を集める。「小説の読み方・論じ方」について大きな示唆を与える、「十九世紀英文学研究会」の会員による論文集。
判型・頁数 四六判上製・216頁
定価 本体2,800円+税
ISBN 978-4-7553-0295-4
出版年月 2017年1月

[目次」

はじめに  福岡忠雄

第一章 バスシバを巡る三人の男性たち―オウクを中心にして―  北脇徳子

第二章 「愛は接近によって生まれ、接触によって消滅する」―camaraderie との関連で―  渡千鶴子

第三章 閉じた表象を越えて―ファニー・ロビンという女―  風間末起子

第四章 トロイの矛盾―『はるか群衆を離れて』における表象としてのイギリス陸軍―  坂田薫子

第五章 『はるか群衆を離れて』におけるゴシック性
―祝祭的グロテスクを中心に―   菅田浩一

第六章 ヴィクトリア朝の家族観から読み解くオウクとバスシバの結婚について  杉村醇子

第七章 遅れて届いた手紙
―『はるか群衆を離れて』の眼差しについての考察―   高橋路子

第八章 『はるか群衆を離れて』における結末に関する考察   筒井香代子

第九章 『はるか群衆を離れて』にみるハーディの国際感覚
―登場人物たちの人間模様に描出されたイギリスとフランスの相克―   橋本史帆

第十章 当時の批評から   髙橋和子

あとがき  渡千鶴子
 

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